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http://tesoromoca.blog.shinobi.jp/Entry/12/の続き。
無限書庫内。
気配を感じて辺りを見回したユーノは、物陰からこっちを窺っているヴィータと目があった。
『……ヴィータ?』
『よお』
『なにしてるの、そんなところで』
『いいから黙ってこっそりこっち来い。誰にも怪しまれねーようにな』
『いいけど……どうしたの?』
司書たちが近くにいないことを確認してから側へ行くユーノ。
暖房が効き過ぎているからだろうか、ヴィータの顔は、少し赤くなっていた。
「これ、はやてからお前にだってよ」
「可愛いラッピングだね。食べ物……かな?」
「チーズケーキだ。はやての手作りだからな! 味わって食えよ」
「わ、ほんとだ。いい匂い。はやてに、ありがとうって伝えておいてくれる? あとでメールするけど、」
「電話だ」
「え?」
「電話にしろ。……絶対だぞ」
「そっか、直接声で言う方がいいもんね」
「……じゃ、あたしはこれで」
「わざわざありがとね、ヴィータ」
・
「フェイトに連絡しなきゃ」
お昼寝からちょうど目を覚ましたところだったアルフは、すべてを見ていた。
――が、会話までは聞き取れなかった。本当に見ているだけだった。
故に。
「ヴィータがユーノに、こっそりプレゼント渡した……」
彼女がそう誤解したのは仕方のないことだった。
・
「大変だよなのは。アルフからメールでね」
アルフのメール内容(誤解8割、記憶がやった脚色2割)をそのまま伝えるフェイト。
「ふうん……」
なのはは「教えてくれてありがとう」という感謝を込めて、微笑んだ。
ただし、目だけは凍えるほど鋭い。
「……無限書庫っていう密室でプレゼントなんて、ヴィータちゃんもドジ踏んだの」
「とりあえずアルフに感謝だね。中身は、チーズケーキっぽい匂いがするって」
「このこと、はやてちゃんには……」
「内緒にした方がいいのかな? でももしかしたら、はやても一枚噛んでるのかも」
「はっ!?」
「どうしたの、なのは?」
「もしかしてはやてちゃんとヴィータちゃん、ふたりでユーノくんを一緒に誘惑するつもりなのかもしれない……!」
「な!? でも、この前は知らなかったみたいな反応だったよ?」
「作戦だったっていう可能性もあるの」
「……ねえなのは、私たちも本格的に手を組まない?」
「うん。わたしたち二人が組めば出来ないことなんてないっていうのを見せてあげようか」
・
その頃ヴィータは、これではやてが一歩リードだと喜びながら余ったチーズケーキを食べていた。
悪化を辿る修羅場と受難の日々が始まったことを、知らずに。
…………
03へ続くらしい。
写メは今日つくったチーズケーキ、一番見栄えのいいやつ。
ええと、フォークが開いちゃった穴を隠してくれてたりはしませんよ?
型とかがなくて100均で買ったりしてたら、材料費含めて野口さん一枚ぺろりと食っていきやがりました。
なのに、クリームチーズが綺麗にまざってなくて失敗気味な食感というオチ……。
数年ぶりに火傷するし……おかしいな、こんなはずでは……。
…………
次回こそ「背中合わせ~」更新したいと思います。
学業が忙しくなったきたので、春休みが来てくれるまで更新は週一になりそう。
…………
ところでここ数日、http://tesoromoca.blog.shinobi.jp/Entry/8/からサイトの方に飛んできてくださる方が多いのですが、原因がわからずはてな飛ばしてます。
なのは関係の言葉で検索ひっかかったりしてるんでしょうか?
…………
下から拍手お返事です。
一週間ぶりにこんばんは。
更新しましたー。
・ 「背中合わせの誕生日」五話
フェイト回(になってればイイナ!)
次回、次々回で盛り上がる予定なので、気合入れなおしてがんばります。
……ほんとに十話でおさまるのか怪しくなってきましたが。
・ 「てるてるぼうず たいせん」1話
「晴れるのは」続編です。
誤解と無知が招いた悲劇……うそです多分ギャグものです……?
…………
別館の話なので一応反転。
「姿」の閲覧数がですね、別館にしてはアレなことになっていまして。
耐性ないひとが何十人含まれているのやら……だいじょうぶデスカ?
みなさんがどうなってもその責任はとれません!!!
あ、そうだ。
某所で「姿」に言及しちゃった方、だれだー。
怒ってないから……名乗り出なさい??
…………
いま書いていたら物凄いデジャヴに襲われてびびりました。
下から拍手お返事です。